長い夏が終わったと思ったら、急に朝晩が冷え込むようになってきました。
最近は発熱や胃腸炎症状で受診される方が一気に増えています。
糖尿病の方はウイルスや細菌に対する抵抗力が低下しているため、感染症にかかりやすく、重症化しやすいことが知られています。
熱が出て食事がとれない・嘔吐や下痢が続く・ぐったりして食欲が全くない――こうした体調不良の日を「シックデイ🍀」と呼びます。

発熱

嘔吐

下痢
目次
シックデイに起こりやすいこと
- 食べられないことで 低血糖 になる
- ストレスホルモンの影響で、逆に 血糖が急上昇 する
特に1型糖尿病やインスリン分泌が低下している方では、急激な高血糖から重症の状態になる危険があり、血糖の確認が非常に重要です。
シックデイルール
(体調不良時の具体的な対応)
(体調不良時の具体的な対応)
- しっかり水分をとり、体を温かくしてゆっくり休む
- お粥・うどん・スープなど、消化の良いものを少しずつでも口にする
- インスリンを使用している方は、絶対に自己判断で中止しないこと💉
→ 中止すると意識障害など重篤な合併症を起こす危険があります
→ 通常は「減らして調整」しますが、量の判断は主治医と事前に相談しておきましょう - 飲み薬にも、シックデイで中止したほうがよいもの・減量が必要なものがあります💊
→ こちらも事前に主治医に確認しておくことが大切です
すぐに医療機関へ連絡・受診すべき目安
- 嘔吐・下痢が止まらない
- 38℃以上の発熱が続く
- 24時間ほとんど食事がとれない
- 血糖が350mg/dL以上
- 意識の状態に変化がある(ぼーっとする・返事がおかしい など)
日頃の準備も大切です
シックデイは突然やってきます。
普段から主治医と
- インスリンや薬の「増減の目安」
- どの血糖値で追加測定や受診が必要か
- 電話相談できる時間や方法
をあらかじめ確認し、メモなどにしておくと安心です。

